40代に入ると、将来の資産形成が気になってきますよね。
NISAに興味があるけど、40代から始めるのは遅すぎる?
こんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、40代からNISAを始めても遅くないのか解説し、効果的な運用法についてもお伝えします。
NISAを使って、賢く資産を増やすための第一歩を踏み出しましょう。
40代からNISAを始めるのは遅すぎる?
結論から言うと、40代からNISAを始めることは、決して遅くありません。
20代や30代から始めるのに比べると運用期間が短くなりますが、40代から定年までの期間はおよそ15~25年。
資産を増やす時間は、まだ十分残っていますよね。
試しに、40代からNISAを始めた場合の資産シミュレーションを行ってみましょう。
毎月3万円をNISAのつみたて投資枠を使って20年間投資し、年利5%で運用したとすると……
なんと、元本720万円が1,233万円になる計算です!
今すぐ行動を起こすことで、老後の資金準備や生活の安心感を手に入れるチャンスが広がります。
したがって、40代からでも遅すぎることはなく、資産形成を始める価値は大いにあるんですよ!
実際私も40代で、2023年11月につみたてNISAをはじめました。すでに含み益が出ており、あの時始めて良かったと心から思っています。
NISAとは? 40代が知っておくべき基礎知識
NISAとは、少額からの投資を行う方のために政府が導入した「少額投資非課税制度」です。
通常、株式や投資信託などで得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用すると、その税金が免除され、利益を全額自分のものにすることができます。
2014年1月の制度開始以降、2016年4月にはジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)、2018年1月にはつみたてNISAがスタートしましたが、2023年12月で終了。2024年1月から新制度(新NISA)が始まりました。
つみたて投資枠では、少額からコツコツと積み立てることで、リスクを抑えつつ長期的な資産形成を目指せます。
一方、成長投資枠は、より大きなリターンを狙いたい方向けで、株式や投資信託に積極的に投資することができます。
それぞれの枠をうまく組み合わせることで、自分の投資スタイルに合わせた資産運用が可能です。
NISAは、投資を始めるには非常に優れた制度であり、40代からでも十分、リスクを抑えながら将来に向けた資産形成を目指せます。
40代からでもNISAを始めるべき3つの理由
40代からの資産形成は「遅い」と感じる方が多いかもしれませんが、実際にはNISAを始める絶好のタイミングと言えます。
40代からでもNISAを始めるべき理由は次の3つです。
- 非課税で運用できるから
- 複利効果で少額のつみたてでも資産を増やせるから
- 老後資金を準備する最後のチャンスだから
「非課税」「複利効果」「老後資金準備」に焦点を当て、それぞれが40代にとってどれほど重要かを詳しく見ていきましょう。
非課税で運用できるから
NISAの最大のメリットは、運用益が非課税になることです。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAではこれが免除されます。
例えば、投資で50万円の利益を出した場合、通常だと10万円の税金がかかりますが、NISAを利用すれば税金は0。
50万円の利益をそのまま手元に残せることになります。
「税金を引かれずに利益を得る」というのは、長期的な資産運用において大きなアドバンテージです。
40代から始めても、この非課税枠をフル活用することで、効率よく資産を増やすことができそうですよね。
複利効果で少額の積み立てでも資産を増やせるから
NISAのもう一つのメリットは、複利効果を活かして少額の積み立てでも資産を大きく増やせる点です。
複利効果とは、運用益をさらに投資に回すことで、利益が利益を生む仕組みのこと。
これにより、少額からでも長期間にわたって大きな資産を作り上げることが可能になります。
毎月の積み立て額が少なくても、長期的に見れば雪だるま式に資産が膨らんでいくのがポイントです。
40代からでも、コツコツと少額を積み立てることで、複利効果による資産拡大が期待できます。
老後資金の準備する最後のチャンスだから
40代からのNISAは、老後資金を準備する最後のチャンスといっても過言ではありません。
50代、60代になると資産形成の時間が限られてしまいますが、40代であればまだ20年程度の運用期間を確保できます。
この期間を利用して、老後に向けた資産をしっかり準備しておきましょう。
40代からNISAを使って積み立てを始めておけば、年金だけでは足りない部分の生活資金を準備でき、老後の生活に余裕が生まれます。
今ならまだ老後資金を準備するための時間は十分残っています。
このチャンスを活かし、今すぐNISAを始めてしっかりと老後資産を準備しましょう。
40代からNISAを始める際の注意点
40代からNISAを始める際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、投資のリスクについて理解することが大切です。
NISAは元本保証がなく、市場の動きによっては投資額が減る可能性もあります。
そのため、リスクを抑えた分散投資を心掛けることが重要です。
投資商品選びにも注意が必要です。
40代から始める場合、リスクをできるだけ抑えつつ、確実に資産を増やす方法を選びましょう。
インデックスファンドやバランスファンドといったリスク分散型の商品が安心です。
また、生活資金とのバランスをしっかり考えましょう。
生活に余裕のない状態で投資をすると、リスクが増すばかりです。
余裕資金を使い、無理のない範囲で運用を行うことが重要です。
今から始めるべき!40代でもできるNISAの効果的な運用法
40代からNISAを始める場合、つみたて投資枠を活用した長期投資が効果的です。
毎月の積立金額を一定にして、時間をかけてリスクを分散させることで、資産を着実に増やしていくことができます。
また、成長投資枠を組み合わせて、リターンを狙える商品にも一部投資することで、バランスの取れた運用が可能になります。
効果的な運用方法としては、以下のステップがおすすめです。
どのくらいの期間でいくらの資産を形成したいか目標を設定する
少額からコツコツ積み立てて、リスクを分散
リターンの大きい商品にも少しだけ投資してバランスを取る
このような運用方法を実践すれば、40代からでも無理なく資産を増やすことが可能です。
まとめ:40代からでも遅くない!今すぐNISAで資産形成を始めよう
40代からNISAを始めることは、決して遅すぎることはありません。
確かに、投資は若い頃から始めるほうが有利ですが、40代でも十分に恩恵を受けられます。
老後の資産形成や定年後の生活資金の確保に役立つだけでなく、税制優遇を最大限に活用することで、資産を効率よく増やすことが可能です。
リスクを抑えるためには、無理のない投資プランと資産の分散が重要であり、長期的な視点での運用が求められます。
今からでも十分にNISAのメリットを享受できるため、今すぐにNISA口座を開設して資産運用をスタートさせましょう!